第二の人生（？） 2016/10/23 (Sun) 15:05:45

今年、自分にとっての公務員試験との長い戦いは終わりました。
思えば大学４回生のとき、希望の職に就けなかったのが全ての始まり。
公務員浪人なんて親が許してくれるはずもなく、働きながら勉強して受かったら辞めるかと、軽い気持ちで就職した自治体。
「公務員なんて9時5時だろ？だったら仕事終わりに勉強いけるいける」と思ってた自分がバカでした。
配属された部署が激務の部署だったんですね。
平均退庁時間は21時。
遅い時は普通に日付が変わるまで仕事をさせられる職場。
もちろん帰っても勉強する時間すら確保できず、その部署であっという間に4年半。
この時点で20代後半に突入してて、転職という目標をほとんど諦めてたのは事実。
で、部署が異動になったんだけど、新しい配属先がまさに9時5時の職場。
残業なにそれ？おいしいの？
え？有給休暇全部使わないとかあり得ないでしょ？
とか、そういう職場でしたね。
前職場の有休なんて1年で5日も取れれば上出来だったからこれが同じ役所なのか！？と驚愕。
で、20代後半だけど、今から転職間に合うかな？とかでもそろそろ婚活しておかないと結婚適齢期逃すんじゃない？とかいろいろ葛藤はあったんですけど、とりあえず転職に気持ちをシフトして、仕事終わりに図書館で公務員の試験勉強に再び取りかかる。
でもさ、やっぱり目論見が甘かった。
残業なくても8時間弱は仕事をしているわけで、そこから勉強するなんて集中力が持たない。
それでもだらだらとは続けていました。
で、希望職種とついでで受けた地元の役所を受けたんだけど、なぜか地元の役所だけ合格。
ここで更なる悪手を選択することに。
地元の役所に転職することにして、今の役所をすぐ退職する。
無職期間を勉強に充てるという悪手ですよ。
普通に見れば、なかなか良い手なんですよね。
でも、転職するまでの無職期間にほとんど勉強しなかった。
できなかったんじゃなくて、しなかった。
自分の性格をもっと把握しとくんだった。
とにかく無職期間はだらけてました。
ほんとに何もしてない。だいたい3ヵ月ぐらい。
そのとき28歳。
希望職種はあとあと2回受けれるんだけど、新しい職場の仕事量がわかんない以上、この無職期間に詰め込んで勉強しないと作戦の意味がないんだよね。
で、案の定その年の試験は不合格。
で、翌年もだらだら勉強して不合格。
結果、年齢上限のため希望の職種には就けず。
婚活もろくにしていないので、未婚のまま30代に突入。
手元に何も成果が残りませんでしたとさ。

まぁこんな感じで自分の性格が見事に反映された公務員受験時代。
就職した時点ですぐ目標を諦めることができたら、たぶん今頃は結婚もしてたんだろうな。
1つ目の役所を退職する年、実は係長試験を受けられる年齢で、勤務態度はそこそこ良かったので、もしかしたら昇格してたのかもしれない。
してたら基本給は10万ちょい上がってたから生活もより贅沢できたんだろうな。
ちなみに今の基本給は前職より低い。

なんで、こういう人生歩んじゃったかなーと後悔しかしてません。
いまさらだけどね。
それでも周りの人からみれば、今でも公務員なんだからいいじゃないと言われるのがまた辛い。

今は人生どうでもよくなってて、婚活もまともにしてないし、仕事もそんなに精力的にしていない。
家に帰ってもとくに何もしてない。
ネットサーフィンぐらいか。

ということで、新しい生きがいを見つけるべく、第二の人生が始まってます。